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紅葉狩り 東海 穴場

2020年12月3日

香嵐渓だけではない紅葉狩り。東海の穴場。
東海地方の紅葉狩りといえば、愛知県にある香嵐渓(こうらんけい)が有名です。でも、紅葉の時期の香嵐渓は人混みが凄いのです。

道も渋滞して混みますし、駐車場に入るにも空くのを待たねばなりません。

東海地方の紅葉狩りで穴場といえば、岐阜県にある養老公園(ようろうこうえん)をお勧めします。養老公園も紅葉の名所として東海地方で知られているのですが、空いているのです。
紅葉 養老公園
岐阜県内で人気第2位の紅葉スポットらしいですが、紅葉が盛りの頃でも人混みにウンザリする程混雑することはありません。

だからお勧めなのですよ。香嵐渓は満員電車並みの人混みが行列つくって歩いていますから。紅葉を観にきたのか、人の頭を見に来たのかという程です。

もっとも、今年は新型コロナウイルスの影響で三密にならないように配慮されているでしょう。それでも、愛知県で人気No.1の紅葉の名所です。今年も沢山の人で賑わっていることでしょう。

一方の養老公園ですが、例年ウンザリするほどの混雑がないだけに、コロナ禍の今年はさらにゆったりのんびりと紅葉を楽しむことができました。

平日という事もあるけれど、去年はもっと紅葉狩りの人で賑わっていたな。私は人混みが嫌いだから今年の紅葉狩りはいつも以上に楽しめました。紅葉狩りのライトアップが中止になったのは残念でしたけどね。

養老公園は広い敷地の中に、養老子供ランドや養老天命反転地という施設があります。パターゴルフ場や楽市楽座という飲食施設もあって、家族連れやカップルが遊びにいくのに最適です。
無料の駐車場もあるし、養老の滝にいちばん近い有料駐車場も300円という安さです。

養老公園で紅葉狩りを楽しむには、この有料駐車場を利用するのがベスト。
その有料の駐車場から、滝壺に向かう整備された道があります。養老の滝に向かう川沿いの道が、紅葉狩りの名所なのです。結構な坂道を登らねばなりませんが、山と川と紅葉が重なりあう見事な景色が楽しめます。

その坂道は「養老孝子坂」というそうです。道の両側に飲食店やお土産物やが並んでいます。すでに営業していないお店もあり寂しい感じもするけれど、それは仕方がないのでしょう。

養老の滝まで紅葉を楽しみながら坂道を登り、滝壺でマイナスイオンを浴びながら暫しの休憩。というのが定番の楽しみかたなのですが、今年はなんと滝壺へ近づくことが禁止されていました。

入り口となる階段のところに岩が置いてあり、道が塞がれています。三密を避けるためなんでしょうね。残念。早く元に戻るといいのですが。

気を取り直してもと来た道を引き返します。上ってくる間に汗をかいていますが、すずしい季節なので心地よいです。途中のお店で食事や買い物が楽しめますが、おすすめは養老サイダー。

養老サイダーは日本最初のサイダーと言われており1900年から製造しています。養老神社の境内から湧き続けている掬水泉の水を使って作られます。

菊水泉は日本三大銘水にも認定されている天然水です。炭酸ガスやカルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富で「不老長寿、若返りの水」と言われ、この水を飲むことで若返るという伝説があります。

さすが、滝の水がお酒に変わったという伝説がある養老の滝ですね。

養老の滝があり、紅葉が見事で人混みも少ない。
若返りの水から作った養老サイダーも飲める。
養老公園は東海地方の紅葉狩りの穴場です。