チョウザメ

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チョウザメ、皇帝魚

中国の皇帝魚、チョウザメ

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 中国大陸には「皇帝魚」と呼ばれる巨大魚がいます。体長は最大のもので、8〜10メートルもあり、体重は1トンを越えるということだそうです。

 昔からその存在は知られており、黒竜江[ロシアでいうアムール川のこと]で今でもたまにこの巨大魚が捕獲されることがあります。といっても、8メートルもあるようなのはなかなか捕まらないようですけれど。
 
 以前に、私もテレビで捕獲された「皇帝魚」の写真を見ましたが、その大きさにびっくりしました。
 
 この「皇帝魚」の正体、どうやらあのキャビアで有名な「チョウザメ」らしいのです。
 
 その肉は大変な美味で、卵も美味しく珍重されています。かっては皇帝しか食べることを許されなかったので「皇帝魚」と呼ばれたとか。大河である黒竜江で何十年もかけて巨大化するそうです。




 チョウザメ
 
 脊椎動物亜門、硬骨魚網、チョウザメ目、チョウザメ科。
 ご存じ世界三大珍味のひとつ、「キャビア」がとれる魚です。鮫の仲間ではなく、シーラカンスのような古代魚の一種です。体長は2.5〜3.5メートルほど。これくらいでも充分巨大ですが、過去にはもっと大きなチョウザメが捕獲されています。
 

 かなり長生きするようで、3メートルの大きさのものは、70年以上生きているようです。
 ヨーロッパでは、ドナウ川にもたくさんいたそうです。それもかなり大きなものが川をのぼって来ていたらしいのです。
 中国ではチョウザメのことを「煌魚(こうぎょ)」とも呼び、皇帝の食べものとされていました。同じようにイギリスでもチョウザメの肉は美味として、王室の食卓に供されていました。
 
 もちろんロシアのカスピ海にも「オオチョウザメ」がおり、その卵はキャビアのなかでも極上品とされています。
 そして日本近海にもチョウザメは棲息しており、北海道の河川に遡上していました。アイヌの民話には、大きなチョウザメらしき生き物の話が残っています。
 
 北半球の多くの淡水、汽水、海水域に棲息しており、産卵のために川を上ります。
 しかし、乱獲と環境汚染のため年々その数は減少し、絶滅危惧種の仲間入りをしているものが多いのが現状です。
 
 黒竜江省はこんなところ
  
 省都は哈爾浜(ハルビン)、中華人民共和国の東北部に位置します。むかしの満州と呼ばれた地域の一部ですね。
 北はロシアと国境を接し、アムール川(黒竜江)の向こうはロシア連邦極東連邦管区のハバロフスク地方、アムール州、ユダヤ自治州となり、東はウスリー川を隔ててロシア極東連邦管区の沿海地方と接っします。南は中国の吉林省、西は内モンゴル自治区のホロンバイル市と接します。
 
 今でもチョウザメが特大サイズまでに成長するのですから、やはり中国大陸はスケールが大きいのですね。自然が環境破壊の手を免れているからでもありましょう。中国やロシアの経済発展が今後進んで行けば、巨大な「皇帝魚」もいなくなってしまうかも知れませんね。

 乱獲と環境汚染によって、急激にその数を減らしているチョウザメですが、人間による養殖活動が始まっています。以前から水族館などでも飼育されていましたが、比較的に飼育が容易なようで、条件さえ整えば個人でも飼うことができます。
 
 ただ大きく成長するわけですから、かなり広い場所が必要になります。自宅の庭に広い池やプールがあればいいのでしょうけれど、水槽で飼うには個人ではきついでしょう。大きく成長して飼えなくなったからといって、川に放流するようでも困りますよね。
 
 また、日本の企業が卵や肉をとるために養殖を始めているようです。成功して「キャビア」が安く手に入るようになるといいですね。

 日本の釣り堀で、チョウザメが釣れます。
 
 最近、チョウザメを釣ることのできる釣り堀が国内のあちらこちらにできています。広い池と年間を通して水温を低く保てるならば、個人でも飼育が可能な魚なので、釣り堀があっても不思議ではありません。大きな古代魚が身近で簡単に釣れるのですからすばらしいですね。

 釣り方は餌づり、そしてルアーでもいけるようです。チョウザメはナマズのように水底で暮らしていますので、ルアーも餌づりも底をせめるようにすると釣れてくるようです。大きな魚を釣ってみたいという人には挑戦されてみてはどうでしょうか。


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