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利根川の大魚達

利根川に棲む大魚達

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関東の暴れ川、利根川にも釣り人のロマンを誘う魚達がいます。純国産の魚ではありませんが、結構なじみのある魚でもあります。「レンギョ」「ソウギョ」と言えば、ああとうなずく人も多いでしょう。

そうです、中国大陸から食用のために輸入されてきたあの魚です。太平洋戦争のころには食糧が不足していたので、大量に全国の河川、湖沼に放流されたようです。私の父も子供のころにダム湖に棲みついた大きな「ソウギョ」を見たと言っていました。
 
 当時他にも「青魚」「コクレン」なども輸入されています。「ライギョ」なども同じように中国から食用のために輸入された魚です。
     しかし、「ライギョ」以外は日本の環境になじめなかったのか、繁殖することはなかったのです。例外的に利根川とその辺に広がる川や湖沼が多くある利根川水系にだけ、自然繁殖し現在でも生きているのです。



 ◎利根川で最もポピュラーな大魚「ハクレン」

「ハクレン」別名「レンギョ」。体長は80から90センチ。大きなものは1メートルを超えます。中国大陸から輸入された魚の中でこのハクレンが最も多く輸入され、今も最も多く利根川水系の河川で繁殖しています。釣り人たちの針にも多くかかり、珍しくも?釣りやすい大魚となっています。

 ◎悲しいかな、実を言うとちょっと嫌われ者のハクレン。その昔、中国大陸を悠々とうねって流れる大河に育まれた白レン(ハクレン)の子孫なのです。ブラックバスのように日本の河川の生態系を壊すわけではないので、もっと好かれても良いように思うのですが・・・。
 

嫌われる原因は、ヘラブナ釣りの外道扱いだということです。ヘラブナと同じものを食べているので、ヘラブナ釣りのえさに食いつくわけです。とても大きいので、ヘラブナ釣りの針にかかると、糸を切ることはもちろん、竿をへし折ることさえあります。
 

私の思い出なのですが、子供のころ近所の川で大人たちが釣りを楽しんでいました。鮒や鯉を釣りにきていたのですが、ライギョがかかることも度々でした。ライギョはそのグロテスクな風貌ゆえに嫌われ、釣り上げられると近くの草むらなどに捨てられ殺されるのです。丸くて太いライギョの死体がたくさん転がっていたものです。
 

あの時のライギョのような扱いをハクレンが受けているのですから悲しい限りです。ヘラブナ釣りの外道として嫌われ、釣り上げられると川に返してもらえずその辺に捨てられているのです。

利根川を悠然と泳ぐ大魚も、数が増え過ぎたためか嫌われているのが実情です。ハクレンを好んで釣る釣り人たちもいるのですけれど・・・。食べてもおいしい魚なのだから、せめてもって帰って食べたらよいのになあ、などと思うわけです

 ◎最大で2メートルの大物、アオウオ(青魚)
 ハクレンとおなじく、食用目的で中国大陸から輸入された魚です。戦時下の食糧不足を補うのが狙いだったのですから、魚肉がたくさん取れるよう大きくて成長が早い魚がよかったわけです。

その意味ではアオウオは目的にぴったり合っていたわけですが、輸入量が極端に少なかったのです。当時ハクレンが主に輸入されていて、アオウオはほんのおまけ程度の微々たる数が日本に入ってきました。

それ故に現在の個体数も極端に少ないのです。たくさん繁殖しているハクレンがヘラブナ釣りの外道扱いなのと対照的に、この「アオウオ」は幻の魚扱いです。(可哀想なハクレン?)
 
青魚(アオウオ)
 コイ目、コイ科、ソウギョ亜科、アオウオ属
 コイに似た姿で、体色は青というより黒色。雑食性なのもコイに似ています。釣り餌にはタニシやカラス貝がもちいられます。川の中で貝類や甲殻類を食べて生きていからです。
 

コイよりも大型で、ヒゲが無いのがコイと違うところ。小さなもので1メートルを超え! 120~140センチのものが平均サイズです。160センチを超える特大型が釣られたこともあります。
 

まさに淡水の巨大魚ですね。こんなのが日本の河川にいるのだからたまりません。
 その数の少なさと堂々とした風貌から、利根川の釣り人達のあいだで近年人気が急上昇しています。

草を食む怪魚、ソウギョ(草魚)
 中国大陸からやって来て利根川に棲みついた魚の中でソウギョが一番変わっているかも知れません。何しろ岸辺に生えている草を主食にしているのですから。
 

太平洋戦争のころ全国の河川湖沼に放流されたのは他の魚と同じです。ただ、私は子供の頃この大きな魚を見たことを父に聞かされていたので、ソウギョと聞いただけでなんだか懐かしく思ってしまいます。

 草魚(ソウギョ)
 コイ目、コイ科、ソウギョ亜科、ソウギョ属
 水辺に生える草や水草を主食にしています。草を食べているゆえ、青臭い匂いがするというのも面白いですね。体長は1メートル前後。大きなもので、120センチぐらいです。
 

魚を釣る時はその魚が食べているものを餌にするわけです。草を食べるソウギョは、草で釣るのです。岸辺のアシの葉をちぎり取り、針に掛けて餌にする。変わった釣り方ですね~。



しかも、餌を食べに岸辺によってくる大魚をねらって釣るのですから、そうとう独特な釣りであるのが分かります。利根川にしかいないというのが誠に残念ですね。

本当の幻の魚、コクレン(黒鰱)
 中国大陸では一般的な魚なのですが、輸入量が少なかったために、利根川といえどもほとんどその姿を見かけることが無い幻の魚です。過去に釣り上げられたという報告がわずかにあり、利根川水系で生息しているのは確かなのですが・・・。
 
黒鰱(コクレン)
 コイ目、コイ科、アブラミス亜科、コクレン属
 日本で釣られたもので最大のものは、150センチあったとのことです。最大で180センチメートルを超すものがいるそうです。でかいですね~。
 

その肉は特に美味で、中国や台湾ではよく食されています。旅行することがあったらぜひ食べて見たいですね。 


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